団体概要

キャプネットみやぎのホームページへようこそ

キャプネットみやぎの代表の村松です。

私たちのシンボルは「泣いている子」です。

感情を凍らせることなどなく、悲しい時や辛い時大きな声で泣いて感情を表現できるよう、そして、その子どもの感情に大人が受け止めてあげられるように、との思いから描いたものです。

感情表現は周囲が安心出来るところでなければできません。

虐待されているなど不適切に育てられていると、感情が育ちません。どんな子どもでもいつでも感情表現をゆたかに出来る社会をめざして、キャプネットみやぎは、子どもへの虐待の防止を目指して活動しております。

1999年に設立してから、今日まで活動をしてきましたが、残念ながら、虐待件数は減るどころか増加の一途です。

ギスギスした人間関係の中で起こるのですが、経済情勢が悪化し暮らしにくくなると、経済苦とともにDVや虐待が一緒になっていることも多く、虐待だけが家族の問題ではないのです。

虐待は、子育て、孤立、ストレスがあれば、誰にでも起こりうるものと捉え、解決の道を探って行きたいと思います。

当事者で苦しんでいる方のみならず、虐待防止に関心がある方々とともに、住みよい社会を目指して、キャプネットみやぎは歩んでいきたいと思います。どうぞご一緒に。

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キャプネット・みやぎ(子ども虐待防止ネットワーク・みやぎ)

団体の概要
◆ 設立
1999年10月に子どもの虐待防止活動を行うために設立しました。
◆電話相談活動
月曜~土曜日午前10時から午後1時まで電話相談を受付けています。日祭日・盆・年末年始は休み
電話相談 022-265-8866
◆援助活動
援助を必要とされる方には、あらゆる情報を提供し、一緒に問題を解決するための方法を考えます。必要に応じて関係機関との連携による援助も行います。
2000年10月より虐待問題を抱えている母親を対象としたグループ・ワークを開設、毎週1回定期開催しています。楽になりたい子育て、子育て講座トレーナープログラムの普及活動。
個別のケース検討会参加及びコーディネートも行います。
◆調査研究活動
子どもの虐待防止に関する調査研究を行い、私たちの社会的機能を充実させていきます。
2001年から関係機関がかかわった虐待死亡事例を対象とした調査研究を継続的に行い、2005年4月にみやぎNPO夢ファンド助成事業として「子ども虐待地域対応ハンドブック-虐待死事例調査研究『43の警鐘』に学ぶ-」を発行し、これをテキストに県内各地で地域対応の研修事業を展開しています。
◆啓発・広報活動
子どもの虐待問題について広く市民の皆様に理解していただけるよう、そして私たちの活動を知っていただくために、講演、講師派遣、会報の発行等の広報活動を行います。
◆地域ネットワーク
現在虐待問題は地域ネットワークで対応していくことが原則とされています。仙台・宮城においても各地域で要保護児童対策地域協議会が設置され、その取組みが広がりつつあります。キャプネット・みやぎもこうした地域ネットワーク会議に参加して、実効性のあるネットワークづくりに力を注いでいます。
◆訪問生活支援活動
2010年から日本子どもの虐待防止民間ネットワークとの共同事業として家庭支援者のための研修を仙台・宮城の地域で実施し、要保護児童対策地域協議会の成員を中心に延べ500人以上の方に受講していただきました。